明石支部
支部長挨拶
兵庫県建設業協会 明石支部
支部長 池内 修
株式会社 池内工務店 代表取締役
全国的な建設業者の減少や担い手不足を投影するように、明石支部でも会員の減少が問題になっています。
一般的に、社会が建設産業に求めるものは社会インフラの整備と、その保守に保全です。社会問題になっているインフラの老朽化問題は、建設産業が応え切れなくなっているからです。
その一方で、自然災害への備え、いわゆる防災減災と復旧や復興を最前線で担う役割も建設産業には求められています。
いざ災害が発生した時に、まず立ち上がるのが地元の消防や警察であり、地元の建設業者です。
ところが、最近の災害報道では復旧・復興が間に合わず、被災者が疲弊している様子がうかがわれます。
近年、温暖化によるスーパー台風の発生や線状降水帯での集中豪雨、活動期に入ったと言われる地震の頻発、東南海地震がいつ起こっても不思議ではないと言われています。もし、大規模で広域化した災害が同時多発すれば、救助はもちろん、復旧や復興に外部からの応援が分散されて、取り残される恐れがあります。
危機的状況に陥らないためにも、地域の建設産業の振興と担い手不足の解消は喫緊の課題で対策は急務であるという認識を、行政と共有したいと考えています。
更に、社会貢献という切り口で、若者に建設産業の魅力や大切さを訴え、担い手を増やし、明石支部を防災減災や災害の復旧と復興の「地産地消」が出来る体制に整えたいと考えています。
支部概要
瀬戸内海沿岸に東西に長く、海岸線は約16kmにもおよび、年間を通して、温暖少雨であり、漁業が盛んで、明石ダイ、タコ、ノリなどは全国ブランドになっている。また、統計135°「子午線」が通り、日本標準時の町でもある。
この町に位置する当支部は、昭和初期に旧明石市と郡の同業者による土木建築組合が存在し、阪神風水害への援助や戦時下の家屋疎開作業に従事をしており、大戦の空襲で、市街地の61%が破壊され、焼失した荒廃状態の中、戦後間もない昭和21年6月に国の指導の下に企業合同の方針で、地元10数社が兵庫県建設業共同組合明石支部を結成し、昭和28年8月1日に社団法人兵庫県建設業協会明石支部として法人組織の下に再発足し現在に至っております。
主な事業
■ 活動
当支部は公共施設の整備、維持管理、住宅建築、災害時の応急対策等を通して、地域に貢献することを目的とし、経営の合理化、雇用の改善、技術等の向上に努めております。また、入札・契約制度の適正化等による公正な市場環境の確保の促進を行うとともに、技術と経営力に優れた企業が生き残り、成長してゆくことの出来る環境を整備していくためにも会員の増員を図り、会員の地位の向上を目指しております。
土木・造成・解体・リフォーム・在宅介護リフォーム・新築・増改築等、建設工事のことでしたら、市民の財産を守る、地域に根ざした、安全で安心な明石支部会員にご用命くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
窓口業務
■ 各種用紙の販売
・建設業廃棄物マニフェスト
・工事請負契約約款
・監理技術者資格申請書
・建設業経理事務士資格試験申込書
・作業主任者技能講習申込書
・建設廃棄物処理委託契約書
・経営事項審査申請書
・建設業退職金共済契約申込書
・建設共済申込書
・施工体制台帳
・建設業退職金共済加入・履行証明
会員数 17社 ※2024.6.14 現在
役員 支部長 池内 修
副支部長 河合 秀信
副支部長 柿野 明男
理事 6名
顧問 2名
事務局 事務局長 足達 和則
委員会等 建設委員会
総務経営委員会
事業推進委員会
〒673-0023 兵庫県明石市西新町3丁目2-23
お問い合わせ
TEL:078-962-8800 | FAX:078-962-8811